夏の終わりに。
2013.9.13久々の鹿児島。ここはまだ夏の勢いが衰えていなかったが、秋は確実に忍び寄る。
この夏は短かった。猛暑で全国ニュースになる日田の仮住まいがベースとなったこともあり、夏の暑さが殊更身に染みた数ヵ月でもあった。しかし、お盆を過ぎたあたりから、夜から朝の空気は、気温低下を伴いながら、徐々に秋の気配をまとっていった。
公私にわたって多忙を極めたひと夏だった。仕事はプロジェクト数が増え、じりじりとスケジュールを圧迫している。工事中の新居は、竣工が近づくにつれ、施主参加の打ち合わせが増えてくる。その裏では、女房は度々村へ戻って引っ越しのための片付けを進めている。もちろん、家事は待ったなし。生活が大きく変化するとき、必ず通る関門なのだろう。
ことある事に、本業とうそぶく鮎釣りは、時間捻出が益々難しくなり、細切れのような釣行を余儀なくされた。それでも盛期には、見事な体躯の鮎と遊ぶことができたが、9月初めの大雨は鮎の落ちる時期を早めてしまった。時を同じくして、朝晩は急に冷え込みを強め、今年の秋はたちまち現れて、夏を追い越したかのようだった。山々をもうすぐ紅葉が覆う。
今日は鹿児島頴娃(えい)町で農商工連携セミナー。明日は垂水市に場所を変えて。
by 江副 直樹 2013-9-13 22:10