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雨がよく降る。毎朝、地面が濡れている気がする。梅雨だもの。むべなるかな。

相変わらず、朝の散歩は続いている。出張か、よほどの早出か、本降り以外は恒例となった。夏季に入って日の出が早まり、朝陽が差し込む時間も繰り上がっている。日田盆地の朝は、意外に涼しいのだが、それも陽が上がるまで。サマータイム導入は自然の摂理。

半袖に短パンは快適だ。解放感に包まれる。加えて、涼しい気温の中を、他人にもほとんど会わず、歩けるのは気分がいい。早朝は、陽が上がるとうるさいクマゼミもまだまばらで、森に響くのは風情あるヒグラシの声。コジュケイやホトトギス、夏のさえずりに変わったウグイスに混じって、朝の空気を演出してくれる。僕は写真を撮りながらフラフラ歩く。
平日のルートはほぼ決まっている。神社の大階段から始まるのは同じだが、その後は鎮守の森をウロウロ。最後にお決まりの道をゆっくり下って、帰路につく。通勤を急ぐ表通りのクルマや、学校へ向かう子供たちが、木々の向こうに見え隠れする。それを横目に、僕は家に戻り、Macに写真を取り込んで、朝の一枚をFacebookに上げるのである。おはよー。

明日は大分県庁からお見えになる。僕の情報は、大阪のメビック扇町で知った由。

大階段の途中から振り返ると、木々のトンネルの向こうに丸い空が見える。

境内に差し込んできた朝陽。季節によってこんなシーンに出くわすことがある。

日が届かない森の中ほどは、まだ朝のグランブルーが残っている。碧い時間。

帰り道の坂で、落ち葉を掃いてた。背後からの朝陽も面白く、思わずパシャリ。

 

 

 

 

by 江副 直樹 2015-7-8 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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