右脳と左脳。
2021.1.26物事は右脳から始まると思っている。感じることが第一義。その解析と言葉化は、左脳が担う。更にこれがデザイン化されるときは、また右脳に渡る。甚だ乱暴な言い方だが、創造とは、恐らくこの両者を往復する中で果たされるんじゃないか。そんな気がしている。
そして、この右脳と左脳を繋ぐのは、脳梁と呼ばれる神経の束なのだが、興味深いのは、ここに男女差が存在すること。モノの本によれば、平均的女性の脳梁は、2億本の神経の束でできているの対し、平均的な男性のそれは1.6億本しかない由。ただ、希に先天的に、あるいは後天的な生育環境によっては、女性並みの脳梁を備えた男性も存在するらしい。
言われてみれば、女性の第六感なんて随分昔から言われていた。それはこの肉体的格差に原因があったのか。それはともかく。左右の脳を自在に行き交うことで、知恵は格段に出やすくなる。右脳で感じ、左脳で言語化し、それをまた右に投げ、左で受ける。この往復を頻繁に、高速で継続させること。感覚を遊ばせること。言葉化に励むこと。以上、備忘録。
by 江副 直樹 2021-1-26 10:10