博士のコラム。
2016.1.29暖かな雨。積もった雪はたちまち溶けていく。着実に三寒四温。
1年半程前からプロデュースをしているFILTOM。エンジニアで総務にも強い社長と、開発担当の尾池博士のコンビが、なにしろユニークで、僕自身がファンになったことで始まったプロジェクトだ。初の化学領域でもあって、度々新鮮な驚きに包まれている。
何を聞いても明快な答が返ってくる広大な知識の蓄積もそうだが、なにより興奮するのは、純粋にゼロから生まれてくる製品やその製作のための周辺機器。それらが、小さな研究室から突如魔法のように現れるのだ。僕らのチームは、このFILTOMと画期的製品群をどう世間に訴えていくかをサポートする役回り。共に戦略を練り、クリエイティブを任される。
面白いのは、表現の重要性やブランディングの意味を、当初からご理解いただいていることだ。こうしたジャンルの方々には、実に珍しい。その想いは、博士のコラムを読んでからより強くなった。数学の公式にも美醜があると聞いたことがあるが、コラムにも美しい表現が見て取れる。美学を備えた化学。新たな頂を意識して、またワクワクが深まっている。
久しぶりになにも予定がない週末。新しい仕事についての具体的準備を今度こそ。
by 江副 直樹 2016-1-29 13:01