分母庵のお客様。
2012.1.31雪の予報。春遠からじと言いながら、そうそう感単には暖かくならない。
福岡と大分の県境、過疎の村の、さらに山上にある築80年の農家、分母庵。取り立ててどうということのない建物を、奇特にも時折訪ねてくださる方々がいる。この10年余りで、海外からも含め、いったい何人のゲストをお招きしたことだろう。
今日も今日とて、平日にも関わらず4人のお客様がお見えになった。Facebookを通じて親しくなった海彦こと伊藤敬生氏。電通九州の敏腕アートディレクター。同じくFBで早々に繋がっていながら、ようやくお目に掛かったやはりアートディレクターのサダマツシンジ氏とプランナーの千歌さん。さらに画家で編集者の牧野伊三夫氏。
まったくの初対面だった牧野氏は、北九州市が発行する人気広報誌「雲のうえ」の挿絵を描き、編集もなさる。会ってたちまち、おかしみ溢れる独特のお喋りに引き込まれ、気づけばなんだか面白そうなプロジェクトをご一緒する展開になっていた。分母庵にはときどきこうした縁が向こうからやってくることがある。ありがたき幸せ。
明日は九州ちくご元気計画の記録映画のためのインタビューを受ける。もう2月なんだ。
by 江副 直樹 2012-1-31 22:10