元気計画のリノベーション。
2011.1.72011年、仕事始め。豪雪の九重町から雪の消えた福岡市へ。気温は上がらない。
福岡市は篠栗で、コープ九州と打ち合わせをした後、久留米に向かった。本日は、九州ちくご元気計画のデザインデザイン研究会だ。講師は二俣公一氏。リノベーションをお願いし、設計中の空間を会場に、彼の仕事についてあれこれを伺う趣旨。
空間やプロダクト、幅広いデザインワークの解説を通し、常に本質的な仕事ぶりに感心し、改めて共感した。二俣氏の存在は、彼が大学にいた頃に知り、数年前に共通の友人を介して会い、依頼する具体的案件もないまま、今後力を借りたいと申し出た。その後、幸いいくつかの仕事をご一緒して、元気計画にも早く呼びたいと考えていた。
「解決と芸術」「客観と主観」といった、僕にとっても大事なキーワードが出て、時々突っ込みを入れる役回りでもあったので、僕も思うところを少し話させて貰ったりした。会場には、いろいろな立場の方々がいらっしゃったが、デザインが表層のお化粧ではないことは、 かなり伝わったのではないかと思う。ここの竣工は2月上旬の予定。
明日は同会場でアカデミックカフェ。九大藤原恵洋氏と九工大伊東啓太郎氏の対談。
by 江副 直樹 2011-1-7 22:10
タグ:九州ちくご元気計画