元気計画のその先へ。
2012.3.28東京で着ていたダウンが、福岡では要らなかった。明日はさらに春めくらしい。
この3月で九州ちくご元気計画は一旦の区切りを迎える。過去3年間を振り返ってみると、実に大きな変化があった。予想をし、望んでもいたが、さまざまなことがその通りになり、想像以上に認知が広がり、高い評価もいただいている。方法論の確証としては充分。
きっかけは大分の竹田だった。地域活性化には興味はあっても、補助事業はどこか敬遠していた頃。人の縁に引かれて始まった取り組みが、ことの外うまくいった。その後、福岡の筑後が始まり、大分の国東が動きだし、兵庫の淡路までがスタートが決まった。身体はひとつだし、関わりの深さはそれぞれ異なるが、すべてを手伝うことになっている。
もっとも、いま僕の仕事の半分以上は、生協のブランディングが占めていて、地域活性だけに没頭しているわけではない。しかし、この不思議な広がりはなんとも魅力的で、積年の思考の蓄積もあり、アイデアも次々に湧き出してくる。僕の手法の中核を成す総合デザインが、こんな地味な領域で力を発揮するのも痛快だ。これも何かの思し召しだろう。
明日からは、春休みの子供たちと家族旅行。朝晩の仕事は当然ついて回るけれど。
by 江副 直樹 2012-3-28 23:11