俯瞰すること。
2012.6.22梅雨空の下、東京へ。なんとか傘を差さずに現地到着。旅で傘ほど面倒はない。
今回は江戸川大学の鈴木暉隆教授にお招きを受け、氏が主宰するローカルデザイン研究会で、九州ちくご元気計画のことを話す。しばらく前に連絡があり、プロジェクトに過分のお褒めをいただき、ずっと応援をしていただいている。当日の詳細はまた後日改めて。
今月は2度目の飛行機。あまり好きな乗り物ではないが、上空から見る景色は嫌いではない。千変万化の雲、光。天候と時間帯によってさまざまな表情を見ることができる。雲が少なければ、遠くに地上を認めて、つい知った風景を探してしまう。いつだったか、よく行く釣り場がくっきりと見えて、ひどく興奮したことがある。日常とは異なる視点。
仕事では、全体観の重要性をいつも説いている。全体観すなわち俯瞰。プロデュースには必須だが、他の職能でもこれが有ると無いでは結果は大きく違う。部分を積み上げても全体にはならないと繰り返している。部分を担っても全体における部分を常に考えることが肝心。最近、この確信はますます強まっている。おや、飛行機の話だったっけ?
今夜は品川泊。明日は東京チームと生協の打ち合わせ。その後ジム経由で村に戻る。
by 江副 直樹 2012-6-22 22:10