リトルコミュニティの経済学。

東京は暖かい。ホテルのそばは、見事な桜のトンネル。どこでも等しく美しい。

過日、離島経済新聞社との出会い、編集長鯨本あつこ女史との奇縁に触れた。その後、同社が企画運営する「リトルコミュニティの経済学」なる連続講座の講師として依頼があり、元気計画のことなどをお話しすることになった。なんだか楽しい拡がり。

この講義は5回連続で、毎回講師を変えながらレクチャーを受ける。受講生はただ聞くばかりではなく、質問をし、考察をし、ときにプレゼンもあるインタラクティブ・レクチャーだ。5人の講師は初回から順に、日本仕事百貨の中村健太氏、海士町巡の環の信岡良亮氏皆さんと、五島支援の小島由光氏、コープおきなわの石原修氏と続き、そして僕がトリ。
受講生の皆さんは多種多様で、それぞれ各地の離島支援に取り組んでおられたり、熱心な方が多かった。僕は、地域活性化は狙ってできるものではなく、充実した個の集積の結果であるとか、エゴは押さえ込むより、スケールアップさせて活用すべきとか、地域活性化に関する僕なりの視点をお伝えした。質疑応答も活発で、心地よい3時間となった。深謝。

この日は、そのままヒカリエのトーク会場に直行。その模様は後日アップの予定。

20人ほどの受講生とこぢんまりとした空間で。この日は１日喋りっぱなし。

デザイナー、シンクタンク勤務、建築家、測量士など、会場にはいろんな受講生。

受講生の思考が深いと、当然本質に迫りやすくなる。僕も楽しい講義だった。

横で黙々とFBへ情報アップをしたり、進行したりのリトケイ編集長の鯨本女史。