ヤブクグリの2日間。

盆地故か、朝はよく霧に覆われる。今朝もミルキーに明けて、気温も下がった。

昨日と今日、ヤブクグリの会議が開かれた。初日の夜は、江戸音曲 三味線唄いの柳家小春さんを招いてのライブも仕込まれて、ヤブクグリらしいプログラム。2日目は、メンバーであるマルマタ林業の山に分け入って、伐採見学と体験。充実した両日となった。

ほぼ2年前に始まったヤブクグリは、想像を超えたスピードで展開している。1年目の夏に発足式を兼ねて、三隈川にイカダを浮かべるパフォーマンス。翌日の朝には、早くもキーパーソンのひとり牧野伊三夫氏の手になる日田きこりめしのラフスケッチが上がってきた。昨年、その弁当はADC賞とグッドデザイン賞を受賞。メディアの取材が相次いだ。
その後も、ホームページ制作、杉屋台開発、クラゲバカンス商品化、そして当初から準備が進められ冊子ヤブクグリ制作などが、同時並行で動いている。今回は将来に向けた体制見直しもあった。ここではまだお披露目できない新たなアイデアもある。ボランティアで終わらない大人の真剣な遊び。もう少ししたら、また次の刺激的な報告ができるだろう。

明日は別府 山田別荘で、オリジナル浴衣の打合せ。牧野＆富田両氏と引き続き。

たくさんの議題を真剣に議論し、次々に結論を出していく。会議は半日続いた。

二手に分かれた屋台班が、寶屋前で実演。竹を使った軽量簡便なアイデアを披露。

建築係小田原君による杉製屋台ユニットのプレゼン。発想は屋台を超えつつある。

柳家小春さん登場。僕は初の体験だったが、感動した。牧野氏は思わず落涙。

僕と牧野氏を引き合わせた伊藤氏が早退。ヤブクグリの可能性に万歳三唱。

マルマタ林業の杉林で伐採見学。チェンソーによる立木伐採に挑む牧野氏。

名刺係で日本有数のアートディレクター富田光浩氏が玉切り体験。僕もやった。

貴重な伐採現場をじっくり体験。ご指導いただいた衛藤氏（中央）を囲んでパチリ。