モノサシの作り方。
2011.3.8寒い。一旦暖まると、心身が緩んでしまい、寒さが堪える。風なんかもピューッと。
決断の前段階で、僕らはさまざまな事々を、判断する。善し悪し、好き嫌い、高い低い、厚い薄い、暑い寒い、右左、上下、などなど。身体に刻まれたわかりやすい目盛りもあるが、自らモノサシを作り上げて、それを当てはめて判断する対象も多い。
モノサシは、つまり価値観であり、視点であるわけだが、ここをいかにオリジナル化するかが肝心なところ。いろいろな出会いの中で、僕が面白いと感じる方々は、必ずこの自分だけのモノサシをお持ちである。借り物の目盛りが少なければ少ないほど、その発想や発言や行動は、当然のごとく魅力的になり、ついつい引き込まれていく。
先行モデルを探しているうちは、オリジナルなど生まれようもない。世間の動きは知っては居ても、取り込まれることもなく、ひたすら自分の感覚に忠実になるように努める。社会から遠のく孤立感が胸をかすめる一瞬があるけれど、その向こうにしかオリジナルのモノサシは築くことはできない。ゆめゆめ、何物にも染まらないこと。
慣れない行政書類の作成。下旬までにこなすべきいくつもの案件。集中力再び。
by 江副 直樹 2011-3-8 22:10