プロペラ有情。
2012.8.30夏の青空と白い雲を目で追いながら、福岡県上毛町へ。豪雨禍の山国川が痛々しい。
こうして美しい自然の中をクルマで移動するのは悪くない。同じ距離を運転するのでも、街中へ向かうのとは雲泥の差。これが飛行機移動となると、有無を言わさず放り投げられる感じ。特にジェット機は乱暴な印象があったのだが、最近プロペラ機に乗った。
過去、数えるほどしかプロペラ機には乗ったことがない。NZで期せずして乗った10人乗りの小型機は、空中でまるで蚊とんぼのようにふわふわして、生きた心地がしなかった。それに比べれば今回は10倍近い規模。不安はなかったし、実際飛んでみると、安定感がありながら、ジェット機の無機質な冷たさがなく、こっちがホントのヒコーキだと思った。
片方のエンジンが止まっても飛び続けられるとか、滑空ができるのでソフトランディングができるとか、プロペラ機の利点をいろいろ聞かされて、ちょっと好きになってしまった。今回は珍しく窓側に席を取って、離陸から着陸まで、写真撮影に余念がなかった。わずか小一時間のフライトだったが、ジェット機にはない旅気分を味わったひとときだった。
今日はこうげのシゴトの定例会議と懇親会。着実に前に進んでいる。頼もしい。
by 江副 直樹 2012-8-30 22:10