オフィスの佇まい。
2012.7.25連日30℃越え。いきなり盛夏だ。あと2週間でお盆だなんて、信じられない。
かつては、街中のおしゃれなオフィスを想像したこともあった。仕事のあり方というか、会社のあり方に独自のイメージを持てない頃があったのだ。それが、日々の仕事を積み重ねながら、徐々に自分のオフィスのかたちが見えるようになっていった。
先日の雑誌インタビューでも話したのだが、僕は20代の半ばに、アルビン・トフラーの著書「第三の波」に衝撃を受けた。PCとネットの登場で、社会が一変するという予言の書。まったくの文系だった僕が、直観で大興奮し、PCを買い、何もマスターできぬまま手放したのは、前にも書いた。それから、20年、過疎の村の山奥で、僕は仕事をしている。
例えば、茶室の中に、ノートPCがひとつだけ。そんなオフィスのイメージは、しばらく前から持っている。 あるいは、畑の横に掘っ立て小屋があり、農作業の後、湧水で手を洗い、やおら小屋の扉を開けると、そこにはMacのノートがあり、当然WiFiが飛んでいるので、いくつかの急ぎの用件を済ませる。そんな夢想がいまや現実に可能になっている。
明日はこうげのシゴトの定例会議。ちくごの事業リーダーのK女史と乗り込む。
by 江副 直樹 2012-7-25 22:10