みつばち鈴木展。
2012.8.9暑くなったり、涼しくなったりの東京。仕事を終え、2日目は人と会って過ごした。
なんの仕事をしているのか、問われることは誰にでもあると思う。しかし、そこでたちまち中身を理解して貰える仕事は、果たしてどれほどあるだろうか。仕事内容はともかく、著名な企業名や自治体名を出して、納得されることも、一般には少なくない。
コピーライター専業の頃から、この点ではずっと苦労してきた。しかし、いまのプロデューサーはさらにやっかいな状態になっている。僕のサイト、ブログ、Facebookは、多少は理解を助けているふうだが、どこまで奏効しているのか。目に見える実績こそ最大の説得力だけれど、権威ある第三者による評価顕彰は、何にも増してありがたいものだ。
江戸川大学の鈴木輝隆教授は、各地のさまざまな「仕事」に目を光らせている方で、いまや高名なデザイナーも、元を辿れば鈴木氏の着目から、道が開けたケースがいくつもある。この度の「みつばち先生 鈴木輝隆展」は、そんな恩義に報いようと原研哉氏とナガオカケンメイ氏が企画した展覧会。期間中は贅沢なトークもある。松屋銀座7Fで9/2まで。
明日は福岡で、元気計画絡みの雑誌取材や打ち合わせ。東へ西へと仕事は続く。
by 江副 直樹 2012-8-9 22:10