すべては己の鏡。
2013.11.28冷え込んできた。日中は時折雨。山寄りでは、雪が舞ったところもあるらしい。
国民の大多数が反対しているはずの秘密保護法案が、衆議院本会議で強行採決。僕の回りで原発推進派は一人もいないが、国は推進を表明。海外へ売り込みさえ行うという。慄然とするが、これは政治がダメなのか、それを糾弾できないメディアがダメなのか。
ついつい、こうした理不尽の原因を、僕らは政治やメディアのせいにしたがるが、果たしてそうか?冷静に受け止めなければならないのは、こうした出来事は、すべて合法的に進められていること。間違いなく誰かが票を投じた政治家が、秘密保護法案に賛成している。選挙で選ばれた政治家が、原発推進に賛同している。支持をしたのはいったい誰だ?
福島原発の惨状を正確に報道しているところは少ないが、芸能人の結婚話を喜々として報道するメディアは多い。一部の気骨あるメディアを除けば、現状はもはや絶望的。しかし、視聴者がいてメディアは成り立っている。チャンネルを合わせているのは誰だ?いつも思う。政治家は有権者の鏡。メディアは視聴者の鏡。そこには必ず僕らが映っている。
今日は学校を経て、南畑ぼうぶら会議へ。明日は新居打合せとシゴト大講座。
by 江副 直樹 2013-11-28 22:10