
うきは百姓組、卒業。
2011.9.27森の奥から鹿の啼き声が聞こえる。ああ、ついに夏は終わり、秋がやって来る。
今週日曜日、福岡市天神のカフェ&ブックス ビブリオテークで、うきは百姓組の料理会が行われた。同店の5周年記念企画と銘打ち、およそ2週間に亘り、「うきはの手仕事」フェアを開催。その締め括りイベントとして、今回の料理会と相成った。
九州ちくご元気計画の一研究会であるうきは百姓組は、当初5人の若手果樹農家が集まり、新しい農業をめざしてスタート。全員が野菜ソムリエの資格を有するなど、意欲は充分。初期は、情報発信に力を入れ、その後商品開発に力点を移した。最初の加工品、セミドライフルーツのシリーズが生まれ、認知も着々と進んでいる。メンバーは現在6人に増えた。
3年間の期間限定事業である元気計画。外部の我々が手を貸すだけでは、事業としての成果は出せない。当事者が方法論を理解し、自力で走れるようになることが重要だ。僕らは常にそれを念頭にやっているのだが、うきは百姓組はすでにその段階に達していると判断した。今回のイベントはその卒業式との位置づけなのだ。誠にめでたい一夜だった。
明日は違反者講習とやらに出掛ける。皆さん、ゆめゆめ安全運転だけは忘れませぬよう。
by 江副 直樹 2011-9-27 22:10