実績を少しずつ 【農林系】

さがアグリヒーローズ

正式な事業名は、さが農村イノベーション推進事業という。公募で選ばせていただいた5件の農家をクリエイティブを中心に、集中的にサポートする。キーワードは6次化。加工品開発や直販など、生産だけにとどまらない新たな農業の可能性を探索し、実現へ向けたプロデュースを行う。農業系プロジェクトとしては画期的だろう。5案件×5チーム。具体的ミッションとして、4年後に売上げ1000万増がある、
果たしてすべて達成。加えて2022年度グッドデザイン賞BEST100も受賞。2023年4月より、公共事業としては珍しい第2期に突入した。

●総合プロデュース:江副直樹
●コーディネーション:ビープラスト
●デザイナー:岩下建作/小林一毅/前崎成一/デジマグラフ/先崎哲進/二俣公一

  • 佐賀県
  • '19〜

ヤブクグリ

2012年冬から始まったプロジェクト。全国の実力派メンバーが参集し、大分県日田地域を拠点に、ゆるく林業振興を掲げて活動を続けている。三隈川に筏を浮かべたり、建築家谷尻誠氏とのコラボなど、楽しみつつも着実に前に進んでいる。日田きこりめし弁当の開発では、2013年度のADC賞並びにグッドデザイン賞を受賞した。

●会長/宿係:黒木陽介
●冊子係:牧野伊三夫
●名刺係:富田光浩
●広報係:原 茂樹
●福岡宣伝係:伊藤敬生
●材木係:田中省吾
●林業係:合原万貴
●名産品係:梶原道生
●設計係:上玉利佳哉
●新聞屋さん係:川崎 弘
●プロデュース係:江副直樹

  • 大分県日田市
  • '12〜

東京柿豚会

柿之屋とリバーワイルドのコラボ企画、柿豚。全6ヵ月の肥育期間中、後半の2ヵ月間に柿之屋の減農薬の柿を与えた極上肉。そのプロモーション。2004年から毎秋、東京で行う生産者が主役の料理会をプロデュースしている。いわゆる美食の会ではなく、生産者が主役のイベントにこだわって、質を伴う認知を広げてきた。

  • 福岡県吉井町
  • '04~

若き柿農家から相談があり、弊社初の農業プロジェクトがスタート。元来興味のある第一次産業、さまざまなアイデアを出し合い、農業の可能性を広げていった。 それまでのJA一辺倒から、産直販売の比率を高めることに主眼を置いた。収納小屋兼茶室での茶会など、情報発信にも注力。ここから柿豚も生まれた。

  • 福岡県杷木町
  • '04~'08

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