実績を少しずつ 【製造系】

旧知の琉球絣の職人から打診があり、仲間と立ち上げた3人のユニットのプロデュースがスタート。南風原商工会のサポートの下、まずは情報発信ということでロゴマーク開発とサイト制作に着手。とは言え、満遍なくページを用意する余裕がなく、思い切って3人のロングインタビューをだけで構成した。その後、新たな商品開発やビジネスモデルを模索。沖縄や福岡でイベントも続けている。

●プロデュース:江副直樹
●グラフィックデザイン&撮影:前崎成一
●取材編集:アイデアにんべん
●ウェブ:小柳洋介

  • 沖縄県南風原町
  • '16〜

Atelier コンタン

日田市内でミシンルーム・コンタンとして、服作りのアトリエを運営していた方からプロデュースの依頼。基本となるコンセプトワークの結果、限られた予算はサイト制作に集中させることにした。併せてロゴマークを開発。教えるだけではない、オリジナルブランドの展開も視野に入れてスタート。4年後、次を見据えて下着開発の取り組みが始まっている。

●プロデュース&コピーワーク:江副直樹
●グラフィックデザイン&撮影:前崎成一
●ウェブ:小柳洋介
●サイン:梶原圭介

  • 大分県日田市
  • '15〜'17

井上酒造

大分県日田市の酒蔵。過去、大臣も輩出した名門の再興を図る女性杜氏。仕込み水で育てた酒米から新たな日本酒を開発。全日本国際酒類振興会主催のコンクールで8年連続受賞を誇る焼酎もファンを広げている。由緒ある建物も視野に入れて、日本文化を背負う酒蔵をどう捉え、再構築するか。2016年から春搾りと名を変えた蔵開きは、年々来場者を増やしている。並行して、デザインプロジェクトが進行中で、ロゴマークの刷新を経て、2017年は、百助ポケット瓶、オリジナル手拭い。2018年は、オリジナル前掛けを制作した。

●プロデュース&コピーワーク:江副直樹
●アートディレクション&グラフィックデザイン:岩下建作
●写真:石井小太郎/川嶋克

  • 大分県日田市
  • '16〜

旧知の工学博士が、エンジニアと立ち上げた化学ベンチャー。情熱的な起業のいきさつとなにより世界唯一のPD膜分離技術に惹かれ、プロデュースを開始した。非加熱プラセンタを使ったC6シリーズは、これまでの常識を越える画期的商品。以降も次々と新商品を開発。近頃では、微生物育成リップや別府かんなわ温泉化粧水などがある。2018年5月、PD膜分離技術は、特許を取得した。(撮影:岩下建作)

●プロデュース&コピーワーク:江副直樹
●アートディレクション&グラフィックデザイン:岩下建作
●ウェブ:小柳洋介

  • 北九州市
  • '14〜

筒井時正玩具花火製造所

以前、プロデュースをした九州ちくご元気計画でお手伝いをしたのが始まり。その後、デザイナーの中庭日出海氏が見事に磨いてくれた。そしていま、次なるステージを目指して、プロデュースの依頼。東京大学FILTOMとのコラボを始め、さまざまな案件が動き出しており、伝統的モノづくりの更なる進化が期待される。

●プロデュース&コピーワーク:江副直樹
●アートディレクション&グラフィックデザイン&プロダクトデザイン:中庭日出海
●プロダクトデザイン:先崎哲進
●空間デザイン:宗像友昭

  • 福岡県みやま市
  • '16〜

日田職人会

現役を張る名だたる職人が多い大分日田。旧知の左官原田進氏が、仲間を募って一般社団法人を立ち上げ、アドバイザー就任の要請があった。モノつくりの尊さは言を待たないが、バラエティ溢れるメンバーとともに、いたずらな手仕事信仰や職人賛美にとどまらない、現代に通じる職人の新しいあり方を模索している。

  • 大分県日田市
  • 12'〜

住まいの木工房 むっく

佐賀県工業技術センターからの依頼による、4つの木工所のグループで構成された「むっく」の事業計画。建具屋の本質を繊細な木工技術と捉え、デザイナーを招いて、家具のベーシックシリーズを開発。並行して広報計画をまとめながら、数年後にはオリジナル住宅シリーズむっくハウスを開始。好評のうちに現在に至っている。

  • 佐賀県多久市
  • '99~'06

田川産業株式会社

日本一の漆喰メーカーである同社は、伝統をベースにしながら新しい研究開発に取り組むベンチャー企業。特に、主力のライミックスは、漆喰を圧力だけで成型する画期的商品で、海外戦略にも積極的に乗り出している。それまで、ほとんど手つかずだった広報計画を軸に、長期的視点からブランディングを後押しした。

  • 福岡県田川市
  • '07~10

©ブンボ株式会社