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tag:健康

隠棲の夢。

2018.6.18

10代の終盤に突如訪れた精神の混乱と落ち込みをきっかけに、ある種の諦観に覆われるようになった。人生なんてあっという間。僕たちは、広大無辺な宇宙の中、瞬くような時間に生きるのみ。ならば、できるだけ俗世から離れて、花鳥風月を友として暮らしてみたい。

by 江副 直樹

18年前、福岡市の郊外から朝倉郡宝珠山村(現東峰村)へ引っ越した。過疎の村のさらに山の上。古い農家に居を構えた。その年末も押し迫って、長男が生まれた。小学校までを村で過ごし、中学からは隣の日田市に移った。水泳は母と共にベビーコースから始めたっけ。

by 江副 直樹

老いの身体。

2018.5.31

社会的に言うと、初老の少し手前、くらいだろうか。いや、わが年齢のことである。放って置いても歳は取る。自分の意志とは無関係に時は積み重なる。気分は10代の頃と変わらなくとも、身体は確実に衰える。見た目は若いらしい。実年齢を伝えてしばしば驚かれる。

by 江副 直樹

年が明けた。雪が積もることもなく、寒過ぎず、でも充分に冬で、晴れ間も覗く穏やかな新年。久しぶりに、日田の自宅に家族全員が揃った。普段は大分市内にいる女房、高2の長男、小5の次男、2匹の猫。大好きな雑煮を食べ、日本酒やワインを飲み、お参りに行った。

by 江副 直樹

晩秋の夜宴。

2017.11.7

村にいた頃は、日常的に宴を開いていた。屋外デッキや座敷、キッチンカウンターで、多彩なゲストと楽しいお喋りと料理を楽しんだ。日田に越してからは、家族を取り巻くそれぞれの事情が変わり、随分と数が減った。そこへ来て、昨秋からの逆単身赴任の生活の始まり。

by 江副 直樹

ジョグ3年目。

2017.10.27

正確には覚えていないが、夏の終わりだった。一昨年のおそらく9月。僕はスロージョギングを始めた。きっかけは、仕事でスロージョギングの提唱者、福岡大学の田中宏暁教授にお目に掛かったこと。先生にいただいた本「Born to Run」を読んだことが決定的だった。

by 江副 直樹

働き方については、ずっと考えてきた。いまも考えている。世間では、企業に勤めるサラリーマンが、なんとなくスタンダードになっている感があるが、それはあくまでも近代の、ごく一時期の話であって。どうせなら、そんな事情とは無関係に模索してみたいものだ。

by 江副 直樹

足元不如意。

2017.8.21

わが身体が自由にならない事態は、何気ない日常がいかに恵まれていたかを思い知らされる時間でもある。怪我は大なり小なり、誰でも経験することだろう。あるいは、齢を重ねれば、徐々に若いときのようには身体は言うことを聞かず、回復は遅く細くなってくる。

by 江副 直樹

物々交換。

2017.7.17

赤銅色に焼けた顔に掛けたサングラス姿が、黒人歌手のレイチャールズに似ているというだけで、そのIさんが手塩にかけている畑を、勝手にチャールズ農園と呼んでいることは、前にも書いた。そのチャールズ農園には、いつも季節の野菜がたんまりと実っている。

by 江副 直樹

朝を歩けば。

2017.6.20

朝の散歩を始めて、16〜17年になる。福岡県朝倉郡の東峰村に住むようになって、あまりの自然の美しさと、元来の早起きが相まって、フラフラと家の周辺を歩き出したのが、この習い性の発端。早いときは6時台から出かけて、長くとも1時間もせずに家に戻る。

by 江副 直樹

ネギ味噌汁。

2017.3.13

昨年の秋から、逆単身赴任生活。長男のスポーツ進学の関係で、そんなことになってしまったのだが、なにはともあれ30年ぶりの一人暮らしが始まった。気になるのは、やはり3度の食事。自炊、外食、片付け、買い物といくつもの単語がアタマをグルグル。さてさて。

by 江副 直樹

呼吸の深さ。

2017.1.16

新陳代謝。栄養摂取と排出。学習と見識。インプットとアウトプット。さまざまな出し入れには、ストロークに長さがある。浅く小さな呼吸のとき、僕らの心身は悪循環を起こしている。自分で寝息が聞こえるような夜は、僕らのカラダは心地よく疲労を脱いでいる。

by 江副 直樹

濃霧と霜の元旦。境内を抜けるとき、参拝客はまだまばらだった。

年が明けた。2017年の初日、僕は61歳になった。30歳以上の自分が想像できなかった20代の頃、まさか自分がこんな老いの領域まで生きながらえるなんて、思いもしなかった。到達してみれば、肉体はともかく、気持ちは高校生の時と、ほぼ変わらない自分がいる。

by 江副 直樹

大分シフト。

2016.12.13

降ったり止んだり。昨日はボルダリング。今朝はジョギングのはずが。

昨日も今日も大分市内で目覚めた。先月からこちらにも拠点ができたのだ。半年前には、予想もしなかった2拠点生活の始まり。僕は、日田で逆単身赴任生活。数えれば、30年ぶりの一人暮らし。大分の別宅の妻子も、自分自身も早くペースを作らなければならない。

by 江副 直樹

朝から土砂降り。9月からそうだったが、この秋は雨が多いね。

ボルダリングがしたいと次男が言い出したのは、つい最近のこと。数年間続けたサッカーを辞めて、神社の階段上りなどは日課でやっていたのだが、熱中するスポーツを早く見つけて欲しかった。そしたらボルダリング。さっそくウォールを探してウロウロ。

by 江副 直樹
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

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