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今年もこの季節がやって来た。3月から5月初旬までフライで追っていたヤマメも、僕の中ではシーズン終了。筑後川上流域の鮎釣りは、毎年5/20に催される日田市の川開き観光祭と同時に解禁になる。でも、ヤマメと同じで、解禁日からは動かない。僕の本気は6月から。

準備もまたヤマメと同じで、解禁日にはいつも何もできていない。前年の秋に、ガレージの工作室に放り込まれた竿や道具類は、半年以上たった初夏になっても、そのまま。仕掛け類も、納竿時の仕様で、初期用に鉤から何からすべて入れ替える必要があるんだが、モードが変わるまでは、ただ億劫でしかないのである。そして、そのスイッチは突然ONになる。
今年も、快晴の梅雨の晴れ間。急に道具類を洗浄、仕掛け類を詰め替え。とは言え、欠品もあり、準備はまるで不充分なのだが、釣欲は急激に膨張していて、その翌日にはもう川へ向かっていた。前年、水害に痛めつけられたホームの川で、短時間ながら良型も含め、ちゃんと釣れたので、僕の解禁の儀は滞りなく完了。今年も、僕の熱く狂おしい夏が始まった。

初日の別嬪さん。エラの後ろの追い星が美しい。

ツ抜けもいけたけど、用事で早上がり。また来る。

理想的背掛かり。うまく行くと背びれ近辺に掛かる。

こちらの川は、数は出たけどサイズはイマイチ。

by 江副 直樹 2021-6-14 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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