ここから本文です

朝から本降り、久しぶりの雨が大地に染み入って行く。川も古い苔が流されて。

気のせいではないと思うが、今年は空のダイナミックな風景が少ないような気がする。何かの影響か、ただの巡り合わせか、朝焼けもドラマチックな展開が少なく寂しい想いをしている。せめて、夏の真っ青な空や、そこに浮かぶ真っ白な雲を存分に眺めたいものだ。

これからの天気のいい日。空はますます青くなり、その色も深くなる。梅雨が明ければ、さらに雲は大地から次々に湧き上がって、深い青をバックにくっきりとした輪郭を描く。白い雲を盛り上げた積乱雲は、まさに真夏の印。ちょうどこの頃、鮎の友釣りは盛期を迎えていて、僕は川に身体を浸しながら、遠くで大きくなる入道雲を見上げることになる。
気温が上がり始めると、青空の色が強まる感じがする。雲ひとつない快晴も悪くないが、白い雲の絡みが より変化があって楽しめる。うろこのような、羊のような、たなびくような、綿菓子のような、さまざまな雲。千変万化の白い雲の変わり様は、まったく飽きることがない。曇天と晴天がぼんやり入れ替わる梅雨。夏の青空と白い雲が待ち遠しい。

今日はこうげワーキングステイの交流会。茶会に参加し、今季初の蛍を見た。

夏が近づく。

朝の自転車散歩。運良く覗いた梅雨の晴れ間は、間違いなく夏のそれだった。

広がる空。

三隈川を渡り川沿いの道をノンビリ走る。早朝は誰もいないので空を独り占め。

東の空に雲が。

ドラマは日の出に起こる。もっと早く起きれば、さらに空はドラマチックだ。

鎮守の森にも。

陽が上がった後も、タイミングによって美しい空模様が現れて、得した気分。

by 江副 直樹 2013-6-15 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

Archives

◎2006年3月 → 2010年8月