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背徳の一杯。

2022.11.19

できたらやらない方がいい。いや、なにがあってもやっちゃいけない。そんな想いでいるのに、何の巡り合わせか、予想外の体調変化か、それとも単なる気まぐれか。人はそんな罪深きカルマに襲われることがある。深夜の高カロリーフードは、その最たるものだろう。

ジャンクフードは、基本日常的には食べない。ジャンクとは酷い言い草だが、僕の中では、カップ麺がその代表だろうか。でも、何かの拍子に無性に食べたくなることがあって、そんな予感がするときは、前もって買い置きをする。そしてある夜。抑えがたい衝動で、お湯を湧かし、開封し、湯切りをする頃には、食欲は最高潮。たちまち平らげる。うんまい。
腰が抜けるほどと、表現することが多い。食欲中枢を破壊するような打撃。堪らない。出張時、ホテルに帰還したときのミニカップ麺。飲み事の仕上げのカツカレー。元来旺盛な食欲が野放しにされるのか、凶暴な野性に華奢な理性が砕かれるのか。快楽が後悔を遥かに上回る。これは祭にも似て、普段の由無し事が一気に蕩尽される。などと大袈裟すぎる言い訳。

なんだろうなあ、この美味しさ。いただきます。

たまにカップ麺も。麺もいいけどスープがいい。

これは大阪のホテル。出汁が飲みたくなるんだな。

基本に帰るなら、やはりUFO。安定の美味しさ。

by 江副 直樹 2022-11-19 10:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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