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山の宴再び。

2021.10.31

大分は豊後大野の山奥で、釣り仲間と絶品お寿司を堪能した翌週。今度は、九重町の標高1000mの旅館の庭で、創作イタリアンに浸る夜を迎えた。こちらは、ここのえ低山部の夏のお約束。今年は時季が少しずれたが、相変わらずの贅沢三昧。もう、この人たちったら。

「標高と志が低い」とキャッチフレーズを付けたこの集まり。山のエキスパートもいるんだが、ピークハント以外にも、山の楽しみはいっぱいあるんじゃないかと、ゆるゆると始めた大人のクラブ。勾配のキツい山登りを極端に嫌い、途上や目的地での飲食に過剰にこだわる。毎夏企む山上の宴は、そんな僕らにピッタリのイベント。今年は実は2年ぶり。
昨夏はコロナ禍で、河岸を変え、有志だけのフレンチになった。この夏は本来の場所で、久々のイタリアン。シェフは竹田の桑島くん。明るいうちに駆けつけると、もうビールが交わされている。改めて眺めてみれば、全員が移住者。平日にこんな遊びを続けていることと、何か関係があるのかも知れない。次々と料理に舌鼓。これ以上の幸福ってある?

到着したら、もうゆるゆると始まっていた。

喉の渇きに負けて、禁断のビールを。

今回のシェフは、竹田の旧知桑島くん。

まずはオードブル。つまみには持って来い。

繋ぎには、ハムソーセージの盛り合わせ。

一通り終えて、桑島くんも仲間入り。

真鯛のポワレ。これは特に旨かった逸品。

茄子のカルヴォナーラ。嗚呼、とどめの旨さ。

仕上げは焚き火。気温が下がってきて火が欲しくなる。

翌朝、この景色を見たくて早起き。絶景。

 

 

by 江副 直樹 2021-10-31 10:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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