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本日、九州は梅雨明け宣言。例年より10日ほど早めとか。真夏への扉が開いた。

5月下旬の地鎮祭から、早一ヵ月半。新居の工事は着々と進んでいるようだ。現場に足を運ぶことはほとんどないのだが、朝の散歩の折に時々様子を覗いている。ショベルカーが土地を掘り返し始めて、にわかに現実感が強まった。そして先日、ついに基礎工事が完了。

明確な計画があったわけでも何でもなく、流れとしかいいようのない状況変化で、新たに家を建てることになった。土地もここしか見ていないし、準備という準備はほとんどしていない、行き当たりバッタリな始まりだった。それでも、林業振興を掲げたヤブクグリの活動がスタートしたり、日田職人会のアドバイザーにさせられたり、必然の気配もしてくる。
以前、住宅のプロデュースの際に、世話になった建築家・矢作昌生氏に設計依頼をし、通常の家づくりでは面白くないので、建築家と職人の連携で進められないかと、懇意の町谷一成氏に両者のコーディネートをお願いした。日田杉を多用し、外壁は原田左研により、日田の土が塗られる。思い立ってから2回目の秋口。涼風が吹く頃、新拠点が完成する。

今日は、今月から始まる日田のプロジェクトで初会議。事業の愛称を考えなければ。

足場が組まれた。

基礎工事の次は棟上げ。現場ではさっそく足場が組まれ、臨場感が高まってきた。

ついに始まった。

5月終わりのある朝、土が掘られていた。いよいよ始まるんだなあと、記念撮影。

丁寧な鉄筋組み。

デザインと職人技の幸福な関係を実践できれば素晴らしい。それを是非日田で。

埋め戻された現場。

小さく建てて、庭を広く取りたかった。鎮守の森が続くような植栽になれば。

by 江副 直樹 2013-7-9 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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