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2018年の夏、心当たりのない人物からFacebookのメッセージが届いた。突然の連絡を詫びる言葉から始まるその文章には、「FBで偶然見かけたのですが、もしかして36年前に渓流で出会った江副さんですか?人違いならごめんなさい」とあった。たちまち、記憶が甦った。

当時、20代の終盤だった僕は、家業の米屋を手伝いながら、先の見えない日々の只中にあった。一方、24歳の春から始めたフライフィッシングは、病膏肓に入りあちこちの渓流に出掛けていた。中でも良く通ったのが、北九州のダム湖に流入する小河川。ここで何人も友人ができたが、この伊藤くんもそのひとり。当時彼は17歳の高校生。すぐに仲良くなった。
釣り姿のままカブに跨がり、胸のパッチには毛バタキで作った雑な毛鉤。呆れるような太いハリスなのに、釣りは巧くて、目の前で何度も良型のヤマメを掛けた。その後、僕は仕事も住む場所も変遷。音信が途絶えた。それが、何十年も経ってWeb上の再会。彼はいま50歳を越え、息子とバスを釣っているらしい。素晴らしき哉人生。伊藤くん、今年こそ会おうぜ。

どうやら僕が撮ったらしい17歳の伊藤くん。初々しい。

すっかりオヤジになった現在の伊藤くん。デカッ。

当時の僕はこんな感じ。ポッキーは必携だった。

僕は僕で当然オヤジになっている。近ごろは鮎釣りも。

by 江副 直樹 2021-2-1 19:07 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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