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またしても大雪。昨年末の根雪がようやく溶けたと思ったら、この始末。九州返上。

金曜日の祭日、九州ちくご元気計画では、東京から建築家の松野勉氏をお迎えして、デザインデザイン研究会を開催した。今回の会場は、みやま市のクロキビスポークルーム。元気計画を牽引する「みやま仕立て屋一家」の拠点でもある。

闇に囲まれた田園地帯。その中に立つこぢんまりとした雰囲気のいいスペースに、20人ほどが集まって、モノづくりにまつわる興味深いお話を伺った。松野氏は、小メーカーにデザインを持ち込む、ファクトリープロジェクトなる活動をされていて、そのさまざまな顛末を聞かせていただいた。頷くこと多々。懇親会のイタ飯も旨かった。
その夜は、わが分母庵にお泊まりいただいて、翌日午後は久留米市にオープンしたばかりの新事務所で、今期最後のアカデミックカフェ。今日のお題は、「辺境的中心論」。僕も大いに関心あるテーマだ。ファシリテータの藤原恵洋氏との掛け合いで、終盤は前講師の伊東啓太郎氏の絡みがあったり、なかなかの深掘りができたと思う。満足。

帰路、愛車がよもやの故障で修理工場行き。珍道中の果てに無事帰村。人生一寸先は闇。

仕立て屋のアトリエで。

少人数のレクチャーは、講師との距離感が近く、悪くない。

皆さん真剣。

ベスト後ろ姿が会場を提供いただいた黒木氏。ありがとうございます。

サインはネオン管。

二俣公一氏によるデザインで生まれ変わった実現事業事務所。

応酬するお二方。

自ら立つ場所が中心になる感覚を大事にしたいと改めて思った。

 

by 江副 直樹 2011-2-12 22:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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