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雨模様の朝。霜が降りる日に比べれば、体感気温はずっと高い。滴を探して撮影散歩。

司会進行のことを、ファシリテーターと呼ぶようになったのはいつの頃だろうか。いや、ファシリテーターは司会進行じゃないよ、と鼻で笑われたことがあるが、僕にはその違いは特にわからない。そう言えば、モデレーターという紹介をされたこともあった。

複数の発言者が同席する会議。それを仕切る議長と司会進行は少し違うと思いつつも、所詮大同小異とも言いたくなる。つまり、どんなプログラムにしろ、辿るべき筋があり、導くべき到達域があるはずだ。どれも、そこへ向かってコミュニケーションを整理する役目ということだろう。最近は、そのファシリテーター役を仰せつかることが少なくない。
やってみると、このポジションは存外心地よい。人との対話は基本的に大好きだし、自分の知らない世界を覗かせていただくのは、実に刺激的だ。 純粋なインタビューと異なるのは、興味のままに質問をしていても、到達すべき着地点には決して届かないことだが、それでも驚いたり、感心したり、感動したり、発言したり、面白いことには変わりがない。

そして今夜も、商いの寺子屋でファシリテーター。ワクワクな時間が過ぎていく。

来場者の胸の内は?

商いの寺子屋は、基本定数20名という贅沢講座。すべてに参加したいくらいだ。

今宵のゲストは。

ユニーク本屋、ユトレヒトの江口宏志氏が今夜のゲスト。なにから聞こうか。

話が佳境に入る。

今夜の講座名は「僕には地方がこう見える講座」。可笑しな名前をつけたものだ。

こちらも楽しみ。

個人的な興味はここで解消する。公然とは聞けない突っ込んだ質問も時々。

by 江副 直樹 2013-2-15 11:11 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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