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トマトの夏。

2021.10.1

わが家には、畑がある。小さな小さな極小農園。名を一畳農園という。文字通り、畳一枚ほどの広さしかない。村暮らしの頃は、10坪ほどの畑を借り、時には耕運機まで走らせて、数種の野菜を育てていたから、それに比べればまったくの猫の額。ところがどっこい。

夏の間、一畳農園の主産物は、ミニトマトである。わずか二株にも拘わらず、想像以上の収穫量で、ボンヤリしているとたちまち好機を逃し、熟れきった赤い実を次々に地表に落下させることになる。そんなわけで、今年の夏はまめに収穫をした。ほぼ毎日、熟れ具合を確かめて、食べ頃を見つけては、その場で摘んでザルやポケットに入れてキッチンへ運ぶ。
洗ってヘタを取り、すぐに食べたいときは、ヘタ部分に塩を付け、そのまま口へ放り込む。冷蔵庫で冷やすとさらに美味しい。実を言うと、これまでトマトは特に大好物ということでもなかった。しかし、この食べ方を覚えて以来、その美味しさにはまっている。中でも、炎天の鮎釣りから戻った夕方、塩気の効いた果肉の旨いこと。今から来年の夏が待ち遠しい。

夏を凝縮した宝石のように見える。旨そう。

永年愛用している対馬の塩を付けていただく。

鮎道具を格納する工作室の行き来で確認。

カットして塩胡椒にオリーブオイルでワインのお伴。

by 江副 直樹 2021-10-1 10:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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