過疎の村の運動会。
2010.9.28朝晩の肌寒さ。Tシャツだと鳥肌が立ってしまう。適当なロンTがあればいいんだが。
日曜日、長男が通う小学校の運動会があった。全校生徒は60人弱。息子のクラスは12人。すべての学年が1組しかない。学校行事そのものは都会の学校と大差ないが、その中身は当然様相が異なる。良くも悪くも、過疎の村の縮図のような絵柄なのだ。
生徒の数が少ないので、一般的なプログラムをこなそうとすると、勢い出番は多くなる。それでも足りないので、隣接する保育所と合同での開催となる。さらに、消防団やPTAの演し物が加わってようやく成立する、とても忙しい運動会だ。もっとも、その分テントの場所取り、ビデオ撮影のポジション争いなど、ほとんど無縁の微笑ましさ。
こぢんまりとした運動会は、それなりに楽しく悪くない。渋滞や雑踏の嫌いな僕としては、実は非常に満足している田舎のノンビリ加減。従来と同じことを、少なくなっていく人数で 維持しようとする無理。新たな状況を過去の方法論で捌こうとする不合理。このあたりを見直していきつつ、過疎=衰退とは違う明るい道筋を探りたいものだ。
今月末のイベントの準備。制作体制の再考など。明日は福岡に出て、打ち合わせと床屋。
by 江副 直樹 2010-9-28 22:10
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