農の表現を考える。
2011.4.4桜の花がほころび始めた。胸に迫る妖しく美しい桜木。今年はさらに万感の想いで。
咲くか咲かぬか、心を千々に乱したのは、うきは百姓組とその関係者たち。こちらは、同じピンクでも桃の花。昨年に続き、開花時期を想定し、日程調整。果樹園で桃の花を愛でながら、酒を飲み、野菜を喰らい、語らおうと呼びかけた。
うきは百姓組は、早3年目に入った九州ちくご元気計画を牽引する研究会。事業スタート直後に5人のメンバーで手を挙げて、ロゴマークを皮切りに、イベント開催や商品開発に積極的に取り組み、次々と実効を上げてきた。メディア登場経験も70余りの研究会の中でもトップクラスだ。新商品とリーフレットも完成し、新たな展開が始まった。
多くの農業は、生産はしているが、経営はしていないと言われる。 うきは百姓組は、意欲ある若手果樹農家の集まりで、全員が野菜ソムリエの有資格者だったり、デザインという馴染みの薄い方法論に対しても理解が早かった。熱心な彼らを見ていると、順調な推移は偶然ではないことがわかる。農業を表現する彼らの動きから目が離せない。
比較的余裕が出てきた今月。 しかし、湧き上がるように次の課題が追ってくる。
by 江副 直樹 2011-4-4 22:10