読書復活なるか。
2014.5.5昨日は日中、BBQをして外で過ごした。夏のような日射しの後、涼しい風。皐月の風。
近頃、少しだけ本を読んでいる。読む余裕ができたのか、そんなリズムになったのか、その両方か。とにかく、椅子に座って、じっくり活字を追う時間が増えている。読書は、僕にとって本来とても重要な事柄で、暇ができたらなどという対象ではなかったのだが。
何年になるだろうか、忙しさのあまり本を手にすることがめっきり減った。それは日々の貧しさの証であることは重々承知ではあったけれど、それはそれで必要なモードだったのだろう。プロデュースにシフトする前、コピーライター専業の頃は、午前中は本を読むことが慣わしだった。ほぼ毎日一冊。お昼にプールで泳いで午後から仕事というマイペース。
なんの因果か、その後プロデューサーなんてポジションに座ってしまい、広く深い淵を溺れるように泳ぎながらの東奔西走。河川調査にも行かねばならず、本棚は遠ざかる道理。しかし、敬愛するコラムニスト山本夏彦翁によれば、読書とは、居ながらにして古今東西の人と対話ができる知的営み。そろそろ項をめくる機会を増やそうと思っているところだ。
明日で連休は終わり。ヤマメ釣りは終盤で、いよいよアユの季節到来。準備はいいか?
by 江副 直樹 2014-5-5 9:09