読書とタイイング。
2015.5.5今年は過去にないほど、河川調査に通っている。仕事が溜まっているはずなのだが。
魚釣りは、ここ10年程は、釣行時間を確保するだけで手いっぱいで、準備もおざなりで、フライは自分で巻くのが当たり前なのに、ショップで買ったりするような体たらく。それがつい先頃、久々に道具を出して、自分で巻いた。一体全体どうしたことだ?
釣りだけじゃなく、近頃努めて本を読む。存分な読書ができないのは、腹の底にじわじわ澱が溜まるようなストレスで、多いときは毎日1冊読んでいた時期もあったのに、もう長い間ペースを落としていた。釣りも読書もいつの間にか焦りのような気分が湧いてきて、精神衛生上、すこぶるよろしくない。そのペースが、ここへ来てようやく変わり始めている。
抱えるプロジェクトの質量の変化が最大の要因だが、そうしなければという想いも随分蓄積されていた。僕は、日々が思い通りに進まないと、何かが間違ってると考えるようにしているのだが、釣りと読書が圧迫される状態はまさにそれ。人生設計の問題なのだ。コンセプトは揺るぎないので、戦略の見直しと戦術調整をもう少し続けてみることにしよう。
その前にやるべき仕事があるだろうと叱責が聞こえたような気がした。幻聴だよね。
by 江副 直樹 2015-5-5 22:10