福岡テンジン大学へ。
2011.3.26東北が気になりつつも、日が暮れて明ける。わが日常と彼の地の日常がつながらない。
学校の教え子で、グラフィックデザイナーとして活躍するT君から、講師の依頼があった。彼がボランティアで参加する福岡テンジン大学で、プロデュースの話をして欲しい由。近頃は、機会があれば我が仕事を伝えようと努めている。気になるプログラム。
まずは講義。お題はご希望もあり、ここのところ比重が高い地域活性化の仕事を選んだ。もっとも、どんなジャンルでも僕のやることは同じなので、いくつかのプロジェクト紹介を通じて、自前のプロデュース論をあれこれ解説させていただいた。その後、竹田の味噌玉を素材に、グループディスカッションを実施し、プレゼンと続いた。
講評を兼ねて、実際に行ったプロデュース内容を披露し、質疑応答。嬉しいことに活発な質問が相次いで、かなり本質的な部分まで言及できたと思う。 授業後の反省会や懇親会にも同席。若いスタッフが悩みながら活動する様相が見えて、いろんなことを考えた。今後福岡テンジン大学が、新たな知性の方向を示してくれることを期待したい。
週明けは、久しぶりに温泉宿へ。常について回るPCとネットで、仕事は途切れないが。
by 江副 直樹 2011-3-26 22:10
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