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相対と曖昧。

2026.1.15

タイトルを迷った。抽象と具体でも良かった。相対も曖昧も僕の中では、抽象領域に含まれる。相対と曖昧の反対語は、絶対と明確だろうか。相対よりも、曖昧よりもずっとわかりやすい。フツーの人たちはわかりにくさをやたらと嫌う。相対と曖昧もまたその一画にいる。

プロデュースは、課題解決のために新しいことを編み出す仕事だから、最初はイヤでもボンヤリしている。アイデアは、常に霞の向こうに隠れている。それを誰かに伝えようとすると、自ずと抽象的で不鮮明になる道理。しかし、ここで協力者を得なければ、コトは前に進まない。あるいは、関係者に理解して貰わなければ、プロジェクトはそもそも発進しない。
下手を打つと、自分の快感のために、雲の上の理想論を語るお花畑タイプと見下される。相手方にヘンタイが必要な理由はここなのだ。常識の中に安全に住んでいる方には、まず届かない。遠すぎる。高すぎる。相対を許す柔軟さがあるか。曖昧を受け入れる強さがあるか。ポイントはいつもこの辺り。多くのヘンタイさんは、概ね柔らかく、そして強いんだなぁ。

これって、知の体力のような話なのかも知れない。

by 江副 直樹 2026-1-15 11:11 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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