生活を組み立てる。
2013.5.31梅雨の晴れ間。自転車散歩はときどき筑後川まで足を伸ばす。広い青空はいい。
新居の完成が秋に延びたので、子供の通学を考えて、日田市内にアパートを借りている。事務所扱いなのだが、平日はここで過ごすことが多くなった。勢い、身の回りのものが必要になり、最低限の暮らしの道具が増えていく。この試行錯誤が存外楽しい。
空間を整えていく場合、小さなこともないがしろにしたくない。本当の引っ越しではないから、本格的に家財を持ち込んだり、揃えたりできない。そもそも、小さなアパートにそんなスペースはない。それなりの機能を持ち、ある程度魅力的で、できればリーズナブルなものがいい。レイアウトを試し、やり直し、徐々に自分たちの空間が仕上がっていく。
空間だけでなく、フィットネスはどう行うかとか、外食のスタイルを再考してみたりと、なにかと忙しいのだけれど、どこか高揚感がある。仮住まいとは言え、これは村の分母庵を作っていったときと、同質の気分だ。おそらく営巣本能なのだろう。幸福へ向けての営みならば、それは楽しいに決まっている。これが落ち着く頃、本当の転居がやって来る。
今日は大阪の関西ネットーワークシステムでレクチャーと懇親会。興味深い人たち。
by 江副 直樹 2013-5-31 22:10
タグ:暮らし