ここから本文です

僕が1日で最も長く過ごす場所。それは2階の書斎だ。出張を除けば、ほぼここであれこれをやっている。奥行700mm、長さ3,150mmの細長い壁付けのデスクが2本。元々これを4等分して家族4人で使っていたのだが、2年前からはすべてが僕だけのスペースになった。

とは言え、メイン機のMacBookAir13インチが置かれるのは、右奥の一角。ここが僕の仕事場であり、事実上のリビングである。企画を練り、コピーを書き、業務連絡を行い、YOU TUBEを鑑賞し、Kindleを読む。また、背中合わせの同サイズのデスクはかつて長男の勉強机だったが、いまやここも僕の専有スペースとなり、高頻度のリモート会議場でもある。
椅子を反転させて、画面越しの打合せもするが、シーズン中は釣りの細かな仕掛け作りの作業台に早変わり。3月から9月末迄は、専用ケースに詰まった道具たちが、度々広げられる。そこ以外は、じわりじわりと本や書類が贅沢に平置きで占領されている。俗に、立って半畳寝て一畳と言う。この小さなスペースで過ごす、日常の長く深い時間を改めて想ってみた。

整然とは言えないが、雑然とも言い難いバランス。

妄想度合いは、夜更けから早朝が最も深いだろうか。

 

by 江副 直樹 2025-2-18 10:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

by EZOE naoki

Archives

◎2006年3月 → 2010年8月