川村忠晴さんの灯り。
2012.1.13この冬一番の冷え込みとなった東京から帰福。ダウンを脱いで村に帰った。
今回は、比較的ゆったりした滞在だったので、何人かの会いたい人に会った。今朝遅くに青山のホテルを出て、渋谷までのんびり歩き、松濤のJMギャラリーをめざした。昨年12月から今月いっぱい、川村忠晴氏の灯りのオブジェ展が開かれている。
会場の2階で作品を眺めていると、川村さんはすぐに現れた。数ヵ月ぶりの再会。細身の身体にちょっとだけおしゃれをして、恒例の握手をするとすぐに手を動かし始めた。作品のひとつを息子へのプレゼントにと、即席のパッケージをこさえていただいたのだ。恐縮。近所にパスタランチをご一緒して、久しぶりにいろんなことを話した。
6〜7年前、世田谷のアトリエにお邪魔した。なぜか、九州での個展のプロデュースをする展開となって、分母庵に長逗留していただき、繊細で知的な奥深さを垣間見た。ほおずきやさまざまな葉に光を仕込む独特の造型は、いまでもその得も言われぬ魅力をうまく説明することができない。機会あれば、ぜひその眼で感じていただければと思う。
来週は大阪、その翌週は竹田と別府。さらにその週末から淡路。いきなり全開。
by 江副 直樹 2012-1-13 22:10