
因果な性分。
2025.6.17ふと気づく。自分は根本的に怠け者だと信じていたが、必ずしも易きに流れているわけではない。わざわざ厄介なことに首を突っ込む部分もかなりあると思い直した。例えば魚釣り。ヤマメのフライフィッシング、鮎の友釣り。魚を獲るだけならもっと簡単な方法がある。
一方で、薄々わかっている。同じ1匹をどれだけ楽しく面白く釣れるか。その視点に立つと、この両者はとてつもなく楽しく面白い。だから、困難へ進んで没入することに、ためらいがない。すべての人生は解釈だろう。同じできごとをいかに受け止め、同じ時間をいかに過ごすかだ。無難に確実にと考えるより、少しでも楽しく面白くするかに意識が行くのだ。
一事が万事。1回の食事をエサのように済ませるか。味に凝り、器に拘るか。暑さ寒さを凌ぐ服ではあるが、お洒落も忘れたくない。何気ない会話も、ユーモアの有無でまるで変わる。なにより日々の仕事だって、変化のないルーティンよりプロトタイプ開発を好んでいることは、いまはハッキリ自覚している。前者が明らかに楽で儲かるのに。いや因果だねえ。
by 江副 直樹 2025-6-17 10:10