友少し遠方より来たる。
2011.8.12朝晩の涼しさに救われる分母庵。地元では、盆を過ぎれば草の伸びが止まると言う。
一時期の分母庵は、いつも誰かが遊びに来ていたような気がする。それくらい、入れ替わり立ち替わり、さまざまなゲストが滞在していた。それが、女将が育児に手を取られ、僕がますます貧乏暇なしとなり、しばらく比較的静かな数年だった。
分母庵に行ってみたいとおっしゃる方々は意外といて、僕らもせっかくだったらこの村の、お山の上のあばら屋にお招きして、街中とは随分異なる空気を共有したいと思ってしまう。自分の暮らしを見せたいと言うより、僕らが感じる田舎の魅力を、少しでも伝えたいという想いが強いのかも知れない。今日は2人の若きゲストがご来庵である。
午前中、福岡まで打ち合わせに走って、高速をとって返し帰村。ゲストはのんびりとご到着。S君とK女史。2人ともデザイナーで福岡デザイン専門学校のOB。揃ってDesign Ship TORAのメンバーだった。ごくたまに会ったりする程度だったが、ぜひにという申し出で、この日と相成った。あっという間に夕方。いろんなお喋り、楽しかったね。
お盆は溜めに溜めた作業に忙殺予定。明日は学校の15周年同窓会に出席。珍しい。
by 江副 直樹 2011-8-12 22:10