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名ばかりだが、ブンボは株式会社である。しかし、オフィスは自宅の一部である。法人になる前から長くフリーランスなので、もう40年近く通勤をしていない。ブンボは一応週休2日である。しかし、曜日を問わず仕事をしている。公私の境目はないがごとくである。

かと言って、年中無休とはちと違う。事実、魚釣りは基本平日に行く。ライバルが少なく、無用なストレスに苛まれることがない。これは35年以上の習慣となっている。では、釣りに行く日は休みかというとそうではない。鮎釣りなら、朝から仕事を始めて、日中数時間中断し、帰宅してシャワーを浴びて夕方から仕事再開。オンとオフが小刻みに入れ替わる。
週7日とか週末の休日とかも、元を辿れば異教の掟。根拠はそれほど強固ではないだろう。コロナ禍が加速したリモートワーク。いましきりに喧伝されるDXも、本来の意味はIOT技術の導入による働き方、暮らし方のアップデートのことだ。PCをオフィスと考えるなら、そもそも場所にも時間にも縛られない。公私についてはもう少し考えてみたいと思っている。

表玄関の表札。上が社名で下が主の名前。公私の順序。

こちらは裏玄関の表札。名前が入れ替わっている。

by 江副 直樹 2024-7-2 10:10 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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