ブルーベリー収穫。
2012.8.27超大型の台風15号がのそりのそりと北上中。直撃ではないが、鮎竿は支えられない。
暮らしの中に、木々が存在するのは、理屈抜きに心地いいものだ。若葉や緑陰だけでも、充分に癒やされるが、これが生り物だとさらに喜びが大きい。現在、分母庵の敷地には、柿2本と桑1本とブルーベリー2株があって、夏の終わりにはブルーベリーがたわわに実る。
山菜の王様と言われるタラを植えたこともあったが、再生産しなかった。桑はなぜかこの11年間でたった一度しか実をつけなかった。それは経験のない美味しさだったけれど、それ以降完熟することはない。その点、ブルーベリーはほったらかしにも関わらず、毎年大きくなって、下がる実の数も年々増えていっている。きちんと摘めば、何キロにもなる。
平地ではお盆には盛期を過ぎるブルーベリーも、山上では2週間遅れの8月末がピーク。真夏に緑だった若い実が、徐々に赤みを帯びて、ついには黒く艶やかになる。一段下の敷地にあるので、遠目に見ながらタイミングを見計らっているうち、草刈りを余儀なくされるのが、ちょうどこの時季。 汗かき作業の瑞々しい余録。今年も息子としばし収穫を楽しんだ。
次々と畳みかけるように案件が押し寄せる。軽く楽しめないのはまだまだ未熟な証。
by 江副 直樹 2012-8-27 22:10