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初回は2年前の冬だった。たびするシューレは、竹田から始まった。既知の草刈淳氏をゲストに、前OPAM館長 新見隆氏のレクチャーの後、カモシカ書店岩尾くんのインタビュー。事務局は西田稔彦。僕は言い出しっぺのひとりとして、大して役に立たないサポーター役。

新見氏の類い希な知性をオモチャにする。そんな不遜な企画が走り始めたのは僥倖。同氏に乗っていただいて、手弁当でゲストの人選、手配、事後の原稿執筆までこなしてもらった。現役市長を含む各地のキーパーソンを訪ねて、大分県内を回ること2年強。先日、僕の地元日田で、ついに最終回を迎えることになった。ゲストは、旧知のリベルテ原茂樹氏。
毎回、芸術を軸に、縦横無尽の新見レクは、相変わらずの聴き応え。今回、映画をネタに、原くんも新見さんも口が滑らかだった。後半、芸術や美術館に対する新見さんの本音がこぼれて、さらに刺激的な時間になった。全11回。こんな厚かましい酔狂にお付き合いいただいて感謝に堪えない。仕上げは書籍化。春完成をめざし、只今仕込み中。乞うご期待。

話が魯山人に及んだところ。新見レクは贅沢な課外授業。全写真:川嶋克

ゲストのリベルテ原くん(右)とカモシカ書店の岩尾くん。

映画館リベルテは、過日10周年を迎えた。

当初は、インタビューも担当だった岩尾くん。

事務局の西田くん。絵を描き、料理をし、写真を撮る。

最後に、それぞれ好きな映画を3本挙げて大団円。

懇親会は、日田の顔、寶屋。ヤブクグリでもお世話になる。

懇親会に出た人だけが拝める、名物三本締め。

by 江副 直樹 2020-1-26 21:09 
EZOE naoki

田舎を拠点のプロデュース稼業。その日々仕事雑感、問わず語り。

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