にゃんこ飯。
2024.8.13高校の頃、体育で剣道を選択した。真冬の寒い時期,早朝に恒例の寒稽古があるのだが、その朝だけ食堂がご飯と味噌汁を用意してくれる。僕は迷わず、味噌汁をご飯にぶちまけた。うんめー。すると、僕の回りの同級生たちが、「おまえ、下品やのー」と驚いたのだ。
にゃんこ飯がそんなに下品なのか。僕のほうが驚いたくらいだ。グチャグチャ飯を作るときは、これを必ず思い出す。丼物なんて、美しく装うけど、要はおかずとご飯を一本化するのは同じ。雑炊なんて、にゃんこ飯をオシャレにしただけだろ。僕が日常的に楽しんでいるグチャグチャご飯は、卵かけご飯とか、豆腐ご飯とか、サバ缶ご飯とか、いろいろある。
卵かけご飯は、さがらムーブで開発に関わったみつこの万能ダレで味わい、豆腐ご飯は麦飯に胡麻を混ぜ込み、チューブ生姜をどっさり入れ、醬油で味を調える。最近ときどきやるサバ缶、あるいはイワシ缶ご飯は、味噌味のそれらを、ご飯に載っけて、庭の青紫蘇を刻んでトッピングにする。夜は牛丼やネギ豚丼も作るが、朝はなんと言ってもこれだよ、これ。
by 江副 直樹 2024-8-13 10:10