お風呂計画着工。
2012.7.10もうこのまま夏になると思わせる快晴も、哀れ午前中のみ。明日はまた雨とか。
マムシ登場という都会ではあり得ない事情で、改築が決定した分母庵のお風呂計画。いよいよ今月頭から工事が始まった。元々粗末な(大家さんご免なさい)お風呂だったが、この度は一転して、FRPとガルバリウムの組み合わせという、モダンなしつらいになる。
そもそも、そこには五右衛門風呂が据えられていたらしい。その床を上げて今様の風呂場となったが、引っ越し当時も露天のごとき趣はあまり変わらず、隙間だらけの質素な壁が立てられた程度だった。冬が厳しいところなので、廃材やらポリカーボネートの波板やらで、断熱と体裁を整えた。ボイラーをつけ、自分で配管し、シャワーも使えるようにした。
団地サイズの小さな浴槽は敢えて外し、5年間はとてつもなく寒い冬を過ごした。その後ヒバ製の浴槽が入り事態は好転したが、晩春から初夏のムカデはお馴染みだったし、それがマムシに至ってはついに限りが見えたのである。今回は、いつも相談している町谷氏と大工の河津氏のコンビでことに当たっていただく。下旬頃には快適お風呂が出現の見込みだ。
明日は学校のあと、東京入り。生協と東京ビジネスデザインアワードの打ち合わせ。
by 江副 直樹 2012-7-10 22:10