
おふざけの快。
2025.3.24生真面目はどうにも苦手だ。正確に言うと、笑いやユーモアのないコミュニケーションが、とことんダメなのである。冗談もなく、馬鹿話もなく、雑談すらないような仕事ぶりも、ひたすら苦痛なのだ。余裕と言うのか、余白と言うのか、洒落と言うのか。欲しいよね。
どんなに減らしたって、人生の多くの時間を費やす仕事。ならば少しでも楽しく過ごしたい。10代の終わり、眉間に皺を寄せて考えても、気楽に笑いながら考えても、結果は変わらないことに突然気づいた。いま思えば、あれは天啓だった。以来、日々をできるだけ楽しく、面白おかしく過ごそうと努めてきた。お陰で、退屈からは比較的離れて暮らせている。
もっとも、このノリが通じない方々もいる。幸福は艱難辛苦の先にしか現れないと固く信じていらっしゃる。唯々、憐憫の情を禁じ得ないが、そんな皆さんから見ると、僕の言動はおふざけ、テキトーが多過ぎで、冗談ばっかで、あまりに能天気と映るらしい。でも、ちゃんとできてるでしょ?人生なんてあっという間。そこそこふざけてるくらいがちょーどいい。
by 江副 直樹 2025-3-24 2:02