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tag:考察

昔、モータースポーツをちょっとだけ囓ったときに、クルマのメカニズムについても、多少理解を深めることになった。エンジン、シャシー、サスペンション。原則的なことばかりだが、そうかそうやってクルマって走るのかと、腑に落ちることがいくつもあった。

by 江副 直樹

裏道の先に。

2018.7.19

あの頃の気分をどう表現すれば正確に伝わるのだろう。メイン集団からの脱落感、いわゆる挫折感のような負の空気の中に沈んでいた20歳前後。大学に入ったものの、僕の心身は新たな状況に適応できなかった。想像もしていない展開に、焦燥と失望に苛まれた日々。

by 江副 直樹

35℃の天国。

2018.7.13

空が青く、高い。北部九州にもついに梅雨明けが訪れた。降り続いた雨は、山々に染み込み、じわじわと流れ出す。川の水嵩はまだ高いけれど、水の色はもういつもの夏色に染まっている。いきなりの気温上昇で、連日30度を軽く超えて、ほぼひと月ほどの真夏の候。

by 江副 直樹

提案の日々である。いや、これは我が身だけに限るまい。仕事と呼ばれる大半が、クライアント発の課題の解決にあるはずだ。勢い、ヒアリングは課題の確認に当てられるが、このときにほぼ勝負が決まる。クライアントの言葉を如何に聞くかがその分かれ道。

by 江副 直樹

今日未明、ロシア大会決勝トーナメントで、日本は強豪ベルギーと対戦、追い詰めながら終了直前で逆転負け。一瞬茫然自失。だが、日本は実に良くやった。世界のレベルに最も近づいたチームだったと思う。選手がこれほど堂々と闘っているのは見たことがない。

by 江副 直樹

非生産性。

2018.6.29

僕らの営みの良否の判断に、それが生産的か否かという基準がある。生産的でないと言われれば、それは効率が悪いだの、価値が見出せないだの、なんだか後ろめたさを煽られるような、そんなイヤな物差しなのだ。生産性が低いと、あるいは無いと、本当にダメなのか?

by 江副 直樹

言葉の仕事。

2018.6.23

つくづく自分は言葉の人間なのだと思うことがある。子どもの頃から、作文が得意だったり、読書を好んだり、音楽は曲より歌詞が耳に残ったり、長じて紆余曲折の果てにコピーライターになったりと、まあ確かにそちら寄りの脳みそと感覚でできているんだろう。

by 江副 直樹

隠棲の夢。

2018.6.18

10代の終盤に突如訪れた精神の混乱と落ち込みをきっかけに、ある種の諦観に覆われるようになった。人生なんてあっという間。僕たちは、広大無辺な宇宙の中、瞬くような時間に生きるのみ。ならば、できるだけ俗世から離れて、花鳥風月を友として暮らしてみたい。

by 江副 直樹

いまから30年近く前。コピーライター専業だった時代に、JR九州の仕事をしていたとき、ある制作物を作っていた。ラフ段階で僕が出したそのネーミングが、「メタモルフォーゼ」。ほぼ同じくして、JR東海から同じ名前のツアーが発表され、とても驚いたことがある。

by 江副 直樹

老いの身体。

2018.5.31

社会的に言うと、初老の少し手前、くらいだろうか。いや、わが年齢のことである。放って置いても歳は取る。自分の意志とは無関係に時は積み重なる。気分は10代の頃と変わらなくとも、身体は確実に衰える。見た目は若いらしい。実年齢を伝えてしばしば驚かれる。

by 江副 直樹