ここから本文です

tag:文化

いまから30年近く前。コピーライター専業だった時代に、JR九州の仕事をしていたとき、ある制作物を作っていた。ラフ段階で僕が出したそのネーミングが、「メタモルフォーゼ」。ほぼ同じくして、JR東海から同じ名前のツアーが発表され、とても驚いたことがある。

by 江副 直樹

汎用で抽象。

2018.5.26

ブリコルールという言葉を知ったのは、もう随分前。仏の大哲学者、レヴィ・ストロースの言説。曰く、ジャングルを歩いている原住民が、見かけた棒っきれを拾う。その時は、それを何に使うか決めているわけではないが、「なんとなく気になって」持ち帰る。云々。

by 江副 直樹

OrigeとKibiru

2018.5.20

福岡県の八女郡広川町のプロジェクト、ひろかわ新編集が走り出して3年目。大都会でもなければ、すごい田舎でもない。中途半端なと思いがちだが、小さな宝がたくさんあるとも読めた。繋ぎ方と紡ぎ方が鍵を握るというわけ。だから、新しい編集が必要だった。

by 江副 直樹

どんなプロデュースも、まずヒアリングから始まる。だが、それはまだまだ受け身で、こちらとしてはウォームアップの段階。動き出すのはは最初の提案からだ。課題の把握を終えて、解決の道を探り、アタマを回転させるうち、さまざまなアイデアが湧き出してくる。

by 江副 直樹

基本、ドンブリ勘定である。数値より、言葉で伝えたい。定量じゃなく定性ということだ。体調がいまいちのときエクセルを見ると、吐きそうになる。発想にしても、工程にしても、評価にしても、緻密な数値が伴うことが進化のように言われる風潮には、拒絶反応がある。

by 江副 直樹

クリ旅00回。

2018.4.21

クリ旅。「クリエイティブは旅に出よ」の略。きっかけは飲み会だった。酒場で盛り上がると電話魔になるDさんが、話題に出た人気デザイナーをコールしたのが具体化の発端。もっとも、テーマそのものはここ数年、僕のアタマの中でずっと転がっていた素材だった。

by 江副 直樹

桜花繚乱。

2018.4.2

毎年のことなのに、幾度となく味わっているのに、春の終わりに心が波打つ。桜はなぜこうも扇情的なのだろう。好きな言葉に、花は桜木、人は武士。というのがある。花の中では、桜に最も気持ちが踊る。なぜだか自分でもわからない。子供の頃からずっとそうなのだ。

by 江副 直樹

マジメであることは、一般には良しとされている。だが、この価値観は実に厄介な代物で、その複雑な多面性でもって、本人や世間を知らぬ間に翻弄する。己が信ずることに真摯であることは大切だが、他者に褒められる優等生をめざすのは、必ずしも美徳とは思わない。

by 江副 直樹

負け癖あり。

2018.3.10

そのネガティブ感覚を、負け癖がある。とか、負け癖がついている。と言うことがある。何事かを計画したものの、さまざまな理由でうまく行かないことは、まあ世の常。挫折や失敗の理由がわかれば、次は成功に近づける。だが、そうは思えない方々も少なくない。

by 江副 直樹

トーク2態。

2018.2.18

いつの頃からか、トークイベントに登壇することがとても増えた。レクチャーは、ひとりでレジュメに添って、自分の仕事の紹介を中心に喋ることが圧倒的だが、セッションは概ねゲストが複数いて、その中のひとりになったり、進行係のファシリテータになったりする。

by 江副 直樹