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tag:八百万の神

濃霧と霜の元旦。境内を抜けるとき、参拝客はまだまばらだった。

年が明けた。2017年の初日、僕は61歳になった。30歳以上の自分が想像できなかった20代の頃、まさか自分がこんな老いの領域まで生きながらえるなんて、思いもしなかった。到達してみれば、肉体はともかく、気持ちは高校生の時と、ほぼ変わらない自分がいる。

by 江副 直樹

霜が降りる。

2016.12.17

竹田からの帰り、久住の先輩の住み処に寄った。今季、初薪ストーブ。

日田は盆地である。夏暑く、冬寒い。その前に住んでいた過疎の村では、厳寒期は度々氷点下の朝を迎えたものだが、あまり変わらない低温の冬。諦めていた霜の鑑賞が引き続きできるのは、実に喜ばしいことだった。霜が降りると、散歩の時間がつい長くなる。

by 江副 直樹

大分シフト。

2016.12.13

降ったり止んだり。昨日はボルダリング。今朝はジョギングのはずが。

昨日も今日も大分市内で目覚めた。先月からこちらにも拠点ができたのだ。半年前には、予想もしなかった2拠点生活の始まり。僕は、日田で逆単身赴任生活。数えれば、30年ぶりの一人暮らし。大分の別宅の妻子も、自分自身も早くペースを作らなければならない。

by 江副 直樹

今日から師走。紅葉は落葉に変わり、地表を染め、色を失っていく。

冬、周囲を山々に囲まれた日田盆地は、度々霧に覆われる。市内を貫流する筑後川とその支流群から、霧が立ち上り、一帯に流れ込む。地元の人々は、これを底霧と呼ぶ。放射冷却の朝、その傾向は顕著になり、濃霧が立ち込める。これが得も言われぬ風情なのだ。

by 江副 直樹

雨は雨なり。

2016.10.22

肌寒い朝。毎年思うが、この1ヵ月で気温は15度も落ちるのだ。

この秋は雨が多い。9月の多雨がそれを象徴している。朝の散歩も傘を差して出ることが何度もある。穏やかに晴れて、コットンの長袖くらいがちょうど良い、そんな散歩がうれしいけれど、お天道様には逆らえるわけもなく、雨が落ちれば雨を楽しむしかあるまい。

by 江副 直樹

熾火を守る。

2016.10.18

福岡は曇り。昨夜は実に楽しい出会いがあり、ちょっと酩酊。

今年に入って動き出した2つのプロジェクトで、伝統産業に関わることになった。プロジェクト内の位置づけ、関わりの深さは異なるが、またこのテーマについて考えることになる。尊さと難しさ。伝統産業のあり方は、いまも社会的課題として横たわっている。

by 江副 直樹

沖縄は降ったり晴れたり。工房視察と撮影で、まずはNUNU woksへ。

30代の10年間は、ほぼコピーライター専業だった。おかしな紆余曲折で辿り着いた売文業は、僕にはとても合っていると感じたし、楽しいことのほうが圧倒的に多くて、天職ってあるのかも知れないと思ったこともないではない。それがなぜかプロデュースへシフト。

by 江副 直樹

昨夜は台風並みの風が吹いた。少し夏に戻り、少し秋が遠のいた。

明かる過ぎる夜は好きではない。いま暮らしているところは、地方都市の市街地のはずれ。市役所まで歩いて5分という立地なのに、夜は真っ暗になる。窓を開ければ、表通りを走るクルマの音も遠くに聞こえはするが、気にはならない。夜更けともなれば、静かなもの。

by 江副 直樹

百日紅復活。

2016.8.27

雨が多い。お盆以降、大型化するはずの鮎の姿がなかなか拝めない。

3年と少し前、いまの家を普請する際に、シンボルツリーを植えようと思った。何するかしばし考えた後、百日紅に決めた。玄関のすぐ左。クヌギ系が欲しかったが、土地の狭さからして難しそうだったのと、なんとなく花をつける木がいいような気がしたのである。

by 江副 直樹

誇りこそが。

2016.8.23

8月も下旬に入り、朝晩が涼しくなった。但し、日中はまだ夏の盛り。

誇りが気になる。その言葉は、子どもの頃から知っているし、使ったこともあったけれど、ここへ来て、その重みが日に日に増している感触なのだ。近年、地域系の仕事をしていて、たまに「何を持って成功と考えるのか」という問いをもらうことがある。

by 江副 直樹