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tag:八百万の神

家事とひとことで言うけれど、その種類と頻度とボリュームたるや大仕事である。いつのまにやら、それは主婦の仕事のように、女性の仕事のように思われてきた。しかし、子供から見ても、男から見ても、母や妻に任された家事は、大変だなと感じることが少なくない。

by 江副 直樹

マイペース。

2018.1.23

いつの頃からだろう。至ってマイペースである。何にも染まらないことを身上としている。時代にも、思想にも、土地にも、組織にも、人にも。唯我独尊のようでもあるが、孤立無援と言われればそうかも知れない。どこに居ても違和感が消えない。皆、そうなのだろうか?

by 江副 直樹

九州の雪。

2018.1.16

僕は山の人である。ある時期からそう自覚するようになった。南の海でリラックスする我が身を夢想したこともあるが、実際にそんな場所に身を置いてみると、得も言われぬ違和感が湧き上がり、戸惑った覚えがある。気付いたらもう20年近く、山のそばに暮らしている。

by 江副 直樹

霧が好きだ。朝目覚めて、外が濃霧だとわかったとき、胸の奥からワクワクが湧いてくる。雪のそれとも違う、霧には霧の高鳴りがある。日田は特に霧が多く、冬から春にかけて、外気温と川の水温の差で生まれる霧を、特に底霧と言う。これが盆地全体を覆うのだ。

by 江副 直樹

昨夏、僕らが12年暮らした福岡県朝倉郡東峰村とその周辺は、未曾有の水害に見舞われた。僕らがいたエリアも何カ所も崖が崩れ、道路が寸断され、水道が止まり、電気が消えた。地区によっては家や店が流れ、痛ましい犠牲者も出た。僕はなにもできず、ただ悶々とした。

by 江副 直樹

年が明けた。雪が積もることもなく、寒過ぎず、でも充分に冬で、晴れ間も覗く穏やかな新年。久しぶりに、日田の自宅に家族全員が揃った。普段は大分市内にいる女房、高2の長男、小5の次男、2匹の猫。大好きな雑煮を食べ、日本酒やワインを飲み、お参りに行った。

by 江副 直樹

月と星の下。

2017.12.1

冬は星がきれいに見える。空気が澄んでいるからだ。大気中の水蒸気が少なくなるかららしいのだが、こんな夜は放射冷却で冷え込むと相場が決まっている。月が煌々と照って、夥しい星が瞬くと、気温はぐんぐん下がっていき、夜露は氷、つまり霜になって朝を迎える。

by 江副 直樹

仕事の場所。

2017.11.12

僕が仕事をする場所は、決して一般的ではなさそうだ。ある時期は、そもそも住む場所が過疎の村だったし。加えて、仕事で向かう場所も、都市部は必ずしも多くはなく、どちらかと言うと、田舎の比率が高かったりする。そしてまた、それを望んだりしているのである。

by 江副 直樹

晩秋の夜宴。

2017.11.7

村にいた頃は、日常的に宴を開いていた。屋外デッキや座敷、キッチンカウンターで、多彩なゲストと楽しいお喋りと料理を楽しんだ。日田に越してからは、家族を取り巻くそれぞれの事情が変わり、随分と数が減った。そこへ来て、昨秋からの逆単身赴任の生活の始まり。

by 江副 直樹

朝霧恋し。

2017.11.1

日田に住むようになって、新たな体験がいくつかあったが、冬季の朝霧はそのひとつ。秋が深まる頃、日によって淡いグレーの霧が広がるようになる。当初は、今日は霧の日なんだと思っていたら、徐々に太陽が現れて、いつの間にか見事な快晴になって驚いたものだ。

by 江副 直樹