実績を少しずつ 【地域/行政】

ひろかわ新編集

久留米や八女の陰に隠れがちな広川町。永く久留米絣の生産地だったり、多様な果樹が特産だったり、ここもまた、たくさんの宝を眠らせている。それを、丁寧に探し出し、魅力的なアウトプットに繋げるプロジェクト。広義の編集手法を活用し、次代の広川町を編み出していく。最初に完成したKibiruを拠点として、講座やワークショップを始め、山の牛蒡コロッケなどの商品開発なども進めている。2018年春、移住相談窓口でもあるゲストハウスOrigeがオープン。徐々に、新しい広川町が姿を現している。

●プロデュース:江副直樹/グラフィックデザイン:前崎成一/空間設計:宗像友昭/家具設計:青野浩千加

  • 福岡県広川町
  • '16〜

南畑ぼうぶら会議

福岡市郊外の小さな町から、山寄りの農村地区の活性化を依頼された。平均年齢60半ばの7人の、まだまだやんちゃな皆さんを中心に、ここでやれることを考え始めた。全員がFacebookのアカウントを取り、地域紹介本の編集委員に名を連ね、やたらと面白くなってきた。2017年、毎秋開催している南畑美術散歩も4年目を迎えた。同年、ぼうぶら市場もスタート、人気を得る。法人化検討が大詰めとなり、年明け、ついに株式会社南畑ぼうぶら会議が発足した。

●プロデュース:江副直樹/グラフィックデザイン:前崎成一

 

  • 福岡県那珂川町
  • 13'〜

たびするシューレ

きっかけはオランダだった。オランダと進めているプロジェクトに関して、当地の事情に詳しいOPAM館長の新見穣氏に話を聞こうとして、大分の文化的掘り起こしをしたら楽しそうだという話になり、新見氏のインテリジェンスを搾り尽くすように、西田稔彦氏がプロデュースを、カモシカ書店の岩尾晋作氏がインタビュアーとして始まった企画。毎回、県内各地に開催場所を求め、ゲストを探しながら、大分の足下の宝を掘り出している。

  • 大分県
  • '17〜

日田市総合計画

どの自治体も作成する総合計画。総花で退屈が通り相場。それを何とかしたいとのご相談。膨大な情報量、立場上偏りは許されない。しかし、市民にはメッセージを届けたい。そこで、本編に加えて、全戸配布のダイジェスト版を制作した。絵本仕立て。要約は困難と診て、象徴化する絵本とした。

●プロデュース&コピー:江副直樹/グラフィックデザイン:熊谷健二/イラスト:エトウクミ

  • 大分県日田市
  • '17

九州福岡こうげのシゴト

福岡県の東の端、人口約8000人の小さな自治体上毛町。僕にとっては、5ヵ所目の地域系のプロジェクト。商品をつくり、磨き、魅力的な発信をする。3年間の時間の中で、野草というキーワードに行き着いた。並行して進めていた定住政策の「みらいのシカケ」とともに、14年度グッドデザイン賞を受賞した。

●プロデュース:江副直樹/グラフィックデザイン:前崎成一(ロゴ&HP)/:サダマツシンジ(パンフレット)

  • 福岡県上毛町
  • '12〜14

淡路はたらくカタチ研究島

兵庫県は淡路島の3市、淡路市、洲本市、南あわじ市が、大分竹田、福岡筑後でお馴染みの雇用創出事業にエントリー。人の縁でお手伝いをすることに。遠距離なので、スーパーバイザーとしてサポートする。もう一人のスーパーバイザーは、大阪のgraf、服部滋樹氏にお願いした。2013年、グッドデザイン 地域づくりデザイン賞受賞。

●スーパーバイズ&ディレクション:江副直樹+服部滋樹

 

  • 兵庫県淡路市など
  • '12〜'15

九州ちくご元気計画

福岡県が厚生労働省の雇用創出事業を獲得。筑後7市が参加してスタート。勉強会が主流だった他地域の同事業と一線を画し、総合デザインによる商売繁盛を全面サポートする、過去にない地域活性化モデルを総合プロデュース。’11には、事業自体に対し、グッドデザイン賞と特別賞の日本商工会議所会頭賞を受賞した。

  • 福岡県筑後地方
  • '09~'13

ちくごSOHO会議

県主導のSOHO事業者の移住促進計画。08年に事業検討のための研究会を設置し、09年より3ヵ年計画が始まった。SOHOの定義を拡大し、ネットを活用した田舎暮らしとした。現在は、その後始まった九州ちくご元気計画と連動し、公式サイトやイベントで、田舎暮らしの実践者を紹介するなど、情報発信を続けている。

  • 福岡県筑後地方
  • '08~10

たけた食育ツーリズム

その後の九州ちくご元気計画にもつながっていく、厚生労働省の雇用創出のための3年間プロジェクト。雇用創出の前段である商売繁盛を後押しする事業モデルを作った。総合デザインプロデューサーとして参加し、数多くの商品開発や広報計画を実施。このスタイルは、後に竹田方式と呼ばれ、全国に広がっている。

  • 大分県竹田市
  • '07~'09

JAPANブランド1

経済産業省のJAPANブランドに城島町の瓦組合が採択され、プロデューサーを拝命。複数年が前提で、海外展開を意識している画期的な助成プロジェクト。筑後川の潟土を素材に、瓦生成技術による環境親和性ブロック開発に取り組んだ。写真は、ドイツの環境メッセ「エントゾルガ」でのドイツ環境省へのインタビュー風景。

  • 福岡県城島町
  • '06~'07

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